投扇・投壷

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こんな遊びをご存知ですか? 淡島ホテルで投扇の催しがあり、友人に誘われたので海の日の連休を利用して参加して来ました。投扇は扇を投げて的を落とし、その形で点数を取るという万葉の時代の遊びです。点数の数え方にもいくつかパターンがあるようですが今回は「源氏物語形式」でした。見事的を落としても的と扇が重ならないと「花散る里」と言い零点です。青、黄、赤、緑、紫の5つの扇を投げ、ポジションを替えてもう5回投げて合計点を競います。扇と的の重なり具合で色々な美しい名前があり夫々の点数が定められています。100点満点で私は78点でした。初めてにしては、まずまずでした。ビギナーズラックです。

 投壷は壷を投げるのではありません。矢を投げて壷に入れるゲームです。こちらは難しく私は15点でした。(100点満点)優勝者は30点でした。

その後、邦楽(お琴と三弦、尺八)のコンサートを楽しみ、お食事になりました。淡島ホテルは三島からフェリーで渡る無人の小さな島にある全室スイートの洋風リゾートホテルです。とても瀟洒なつくりです。生憎富士山が見えなかったのですが晴れていれば露天風呂からも各客室からも間近に富士が堪能できるそうです。優雅な遊びを楽しませて頂きました。

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