新年懇親会

昨日、ホテルオークラで東京商工会議所の女性会、新年懇親会が催され出席して来ました。女性経営者約600名が所属する団体で、昨日の出席者は300名以上でした。石原東京都知事や内閣府男女共同参画局長、東商会頭らの挨拶があり盛会でした。石原都知事の話はCO2削減に皆さんも関心を持って貰いたいというものでした。地球温暖化の為に北極の氷は溶け、解けた水が赤道辺りに集まりツバルなど水没する島が出て来るのだそうです。中国の汚染は夥しく衛星から撮った写真では上海の海は真っ黒で上海蟹を美味と言っている場合ではないと聞き、「美味」と最近ブログにも上海蟹を書いた私としては一瞬「ビクリ(笑)」と致しました。カナダやロシア、アメリカなどは北極の氷が溶け始めた事を機に北極海の石油採掘を企んでいるとか・・・

BRICをはじめとする途上国がこれだけ台頭し、エネルギーだけではなく食料や、水など様々な物資が不足して来れば当然ながら物価が上がりインフレが起こります。日本食の流行でこれまで生の魚を食さなかった人々までマグロを求めます。バイオ燃料としてトウモロコシを原材料にしますので昨年だけでも大分値上がりました。小麦も値上がり日本でもラーメン1000円時代はそこまで来ています。私は国際資産運用コンサルタントですからグローバルな眼でインフレヘッジを考えます。2005年初頭には1オンス400ドルチョイだった金価格は同年末700ドル近辺を付けました。今は900ドル近辺です。ジムロジャースは当時から金は1000ドル、石油は100ドルが来ると言っていました。つい最近、石油はバレル100ドルを付けました。第一次湾岸戦争の頃はバレル20ドルで大騒ぎしていたのを覚えています。金の1000ドルは時間の問題だと思いますが或いは2000ドル時代が近いうちに来るのかもしれません。「マサカ」とばかり言って手を拱いていれば不覚を取ります。

CO2削減の為には原子力発電を認める必要があるのかもしれません。原料としてのコストパーフォーマンスは石油より割安なのですが設備投資にお金が掛かるようです。私は投資対象としてのウラニウムを調べて見ました。ウラニウムを現物で買う訳には参りませんので投資商品化されたものです。勿論海外ですが原子力エネルギーファンドも存在しますし、ウラニウムETFも存在します。前者はウラニウムにフォーカスしての原子力産業株に投資します。日本の企業も含まれて居ます。後者はウラニウムのExchange Traded Fundです。カタログを取り寄せ中ですのでご興味のある方はBBSをご利用になるかお問い合わせフォームをご利用下さい。勿論このブログにコメントでもOKです。