Happy Retirement

自分が引退する時、どこに住まうかは大きな関心事です。出生率が下落の一途を辿り、年金に加入しない若年層が増え、運用のまずさも手伝い年金不安は消えません。10数年前、日本がバブル真最中の頃、オーストラリアのゴールドコーストが素晴らしいと思いました。オーストラリアの美しさ、人々が友好的、物価の安さ、車の運転は日本と同じ右ハンドル・左側通行が魅力でした。しかも日本とは時差が殆ど無いのです。当時、日本の資本が入り沢山のコンドミニアムが販売され、ホテルやゴルフコースが買収されたり建設されたりしました。土地の値段が上がり、オーストラリア人が自国の住居を買えなくなるという事から外国人は外国人相手にしか販売出来ないという規制が出来ました。この頃、クーランガッタというゴールドコーストから南へサウスウエールズの州境に岬になって海に囲まれた美しい立地に手頃なコンドミニアムがあり、スーパーマーケットや銀行、映画館などが隣接した便利そうな物件でしたし、2LDKが2~3000万円相当だったので将来住んでみたいなと漠然と思っていました。ゴールドコーストの繁華街はサーファーズ・パラダイスですが、そこからは大分外れるので安かったのかも知れません。

子育ても終わり、そろそろ自分の老後を意識し始めた昨今、そのコンドがもう自分の手の届かない値段になっている事を知りました。近くにゴールドコースト空港が出来て便利になった事もありますが、近隣の開発で豪華な施設が沢山出来、裕福な人達に不動産の需要があったのです。オーシャンビューは億ションです。暫くは視察がてらコマメに情報収集しようかと思います。先ずは今週末、マレーシアへ行って来ます。今回はクアラルンプール界隈です。マレーシアは初めてなのですが、治安も良く英国植民地だったのでマレー語以外に英語・中国語が通じるという事です。不動産は外国人にも所有権が認められていると云うのです。アジアにはフィリピンやタイなど、長期賃借権であったり所有が認められない国が多いので地主になれるのは魅力です。国家事業として移住を推進しているそうで滞在VISAも柔軟そうです。ご興味のある方は次回レポートを楽しみにして下さい。

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