人民元の切り上げと、イラクその後。。。

連日の様にアメリカの人民元切り上げ圧力や、貿易の決済の一部を元にて取引等と中国の話題が新聞を賑わす日が続いています。人民元を買う方法があるか調べてみました。香港の銀行口座からは外国人が元や中国A株ファンドを買う事は出来ませんでした。銀行マンの話では中国本土で銀行口座を開設すれば条件付きで元の預金が出来るそうです。中国A株ファンドは一部のランセンスを持った外国人にのみ米ドル取引が認められていますのでこの様なファンドを購入すれば直接A株に投資するのと同様の効果があります。通貨に関して元は米ドルに連動していますので、この様な人民元連動型の米ドル建ETFを買う方法があります。こちらは銀行口座からは買えないので海外のオンライン証券に口座を作って買うのが一般的です。ご承知の通り、日本でも最近ではETFが買えるようになりましたが海外程数は多くありません。やっと日本にもグローバル・スタンダードの手数料体系のファンドが登場したと喜んでいましたが売り上げは伸びていません。これは手数料が他ファンドと比べて非常に安いので証券会社など販売側が販売努力をしない為です。前述の人民元連動型のETFは香港やNYなど複数の証券取引所に上場されていますが、英語又は中国語での取引となりますので語学やネット取引に自身の無い方はオフショアラップ口座経由でお求めになるのが賢明です。

 オバマ大統領はイラクから2011年に撤退するそうですが早くもイラク復興を狙ったファンドが登場しました。確かに怖い気がしますがソ連崩壊時に投資した人は一時、年間ウン百パーセントも利益を上げました。ベトナム然りです。下記グラフは2006年1月の推定埋油量(左)と産出量(右)です。埋蔵量が世界4位であるのに産出量は15位です。ファンドマネージャーは停戦すればお金の力が争いから救うだろうとの事でした。そうあって欲しいものです。

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