最近気になる海外ファンド

edmond_de_rothschild_2.jpg 私は英語のホームページを持たないので、何処でどうやって私を見つけるのか海外のファンドマネージャーから沢山のメールが届きます。仲々全部に目を通す事が叶いませんが毎週熱心に様々な情報提供するマネージャーが居ますのでファイルを開いて見ました。トップページにロスチャイルドのロゴが入っています。今回は10件位のファンドリストですが、その中で気になったファンドをご紹介します。運用会社はスイスの老舗プライベートバンクで名の知れたロスチャイルドです。ご承知かもしれませんがロスチャイド・プライベート・バンクはEdmond Rothchild男爵により創設されました。1番目のファンドはAsian Growth Fundと言って銀行が満期5年の元本保証をしてアジア(主に中国、台湾、韓国)に投資します。保証銀行はS&P:Aランクとありますので「何故、銀行名を事前に明かさないのか?」と、問い合わせた処、「今回はRoyal Bank of Scotlandに決まるが寸前まで銀行と交渉し、一番条件の良い銀行と契約するので資料作成時に銀行名を入れていない」との回答でしたので納得しました。エマージング市場が最も成長性が高いのは分かっていますが、マネーが集まり過ぎているのでリーマンショックの様な事が起きると暴落するので心配ですが銀行保証が付いているのなら安心です。2番目のファンドはCommodity High Coupon Noteと言って4年満期の100%銀行保証が付いて毎年12%の配当があると言うものです。投資先はタイトルの通りCommodity(商品)ですが当該ファンドは農作物(トウモロコシ、小麦、大豆、砂糖)となります。金が高騰し、次いで金属、原油、農作物などに飛び火していますし、人口層の厚い途上国が豊かになって来ていますから面白いと思います。3番目のファンドはIndian Equity Income Noteです。こちらは18カ月の満期で、満期時に市場が一定の条件を満たしていれば元本プラス18%が返還されます。投資先はインド企業の、ICIC Bank Ltd.、Tata Motors Ltd.、Infosys Technologies、Reliance Industries Ltd.の4社となります。勿論リスクを取ればもっと利回りの良いファンドは沢山ありますが、元本を確保しながら2桁の利回りが取れるのはこの超低金利時代に魅力です。

これらのファンド情報をロスチャイルドのホームページで探しましたが見付かりませんでした。一般には公開されていない様で直接投資が出来ません。多分、機関投資家やプライベートバンクの顧客向けに開発された商品だと思うのでラップ口座があれば購入できそうです。11月30日が締め切りですので今からラップ口座を新規開設するのでは時間が足りませんが、口座内に待機資金があれば面白そうな情報が入った時に飛び乗れます。ご興味のある方はお問い合わせ下さい

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