円高加速

円高が加速しています。米ドルやユーロが下がり、円以外はスイスフランや豪ドル、カナダドルが高値推移です。円高ですから外国企業を買収するなどM&Aには好機ですが、海外に足場を固めて出て行かれると益々国内が空洞化し、年寄りばかりが残されてしまいます。復興増税があるようですから、営利企業としては税の優遇もあり安い労働力の豊富な海外へシフトするのもやむを得ないのかも知れません。

 日本にも愛好家の多い投資ファンドでCastlestoneという会社があります。Aliquot Gold Bullion(金塊ファンド), Aliquot Precious Metal(貴金属ファンド), Aliquot Commodity(商品ファンド), Agriculture Fund(農業ファンド)などが知られています。特に金は私の一番の関心ではありますが近年の基準価格推移を見ていますとNY市場での金の値動きに呼応していないように感じていましたので投資家には換金を勧めていました。そんな矢先、1か月ほど前に気になるニュースが入りましたので1人を除いて全員流動化されました。残った1人というのはラップ口座を持たず直接投資していたのです。勿論、ラップ口座を持てば経費は掛かりますが売買は署名した指示書をFAXするだけで完了しますので即座に売買が出来ます。取立てもラップ会社(金融機関)がやってくれます。直接投資の場合は着金希望銀行の詳細情報を記入し、ご自身のパスポートや住所が変わっていれば証明する書類の認証済み書類を管理する信託会社へ送らなければなりません。1つでも書類に不備があると何回もやり直しがありますのでタイミングを逸します。こちらは先週のFinancial Timesの記事です。同社に英国金融庁の捜査が入ったと書かれています。代表者のAngus MurrayはFinancial Advisorと直接コンタクトを取らないと書かれていますが、先週私と3回もメールのやり取りをしました。多分、日本人だからFinancial Timesなんて読んでいないと思ったのでしょうか?

オフショアファンドは直接投資せず、ラップ口座経由がお勧めです。私自身は費用以上の効果があると思っています。

近日中に豪ドル建て元本確保型ファンド5年満期の情報をアップデート致します。

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