ハッピー・リタイヤメント

人的資源とは労働による対価を指します。リタイヤすればこの資本はゼロになるのだから年金というアウトソースで運用された金融資産に頼るしかありません。しかしこの年金が破綻した場合どうやって老後を支えるのか困ってしまいます。欧米の景気低迷リスクはあるものの世界一の借金国日本の通貨がいつまで独歩高を続けるかのほうが不思議です。その時が来ても自分の老後は国任せではあなたのリタイヤメントは国に不平不満を言うだけで終わってしまいます。リスクを取らず資金の全てを預貯金・国債に回す事のほうが長いスタンスではリスクが高いと筆者は考えています。もう消極的に保守的に居るだけでは取り残されてしまう時代に入っています。守ることは流れに乗る事なのです。外国投資が心配なら一部を現物資産で持てば良いでしょう。金はドル安になれば一般的に値上がりし、将来円安になれば更に値上がりますので為替ヘッジになります。私の友人の不動産投資好きの香港チャイニーズには日本の賃貸マンションを買うことを提案しました。日本では外国人にお金を貸しませんが香港では海外物件でも融資が付きます。円で借りれば金利も安いですから家賃収入で返済すれば良いのです。中国では住宅バブル崩壊の兆しもありますからどう香港に影響が現れるか判りませんがリスクは分散するに限ります。円安になればインフレも期待出来ますから大損をするという事は無いと思うのです。