Richard Driehaus (リチャード・ドライハウス)

リチャード・ドライハウス氏は、「高値で買い、さらに高値で売る」トレンドフォローという投資手法で、年率30%を誇る「買いの名人」として、新マーケットの魔術師という書籍でもインタビュー記事が掲載されている著名トレーダーです。メディアには余り出ないので露出が少なく日本では余り知られて居ませんが シカゴに拠点を置く運用会社で、米国株式へロングオンリーで投資しています。ご自分の財団も所有されて居ますし美術館もあると聞いております。Driehaus Fund-USD,ISIN:0297699406はラップ口座経由又はFriends Provident の積立プランからも買えますがFPIのWEBやファンドカタログには載って居ません。言わば裏メニューです。 @25 East Erie Street Chicago, Illinois (当該資料はマーケティング会社から提供された資料を抜粋で掲載しております。翻訳に解釈の差異がある場合は原文である英文が優先されますので英文資料をお取り寄せ下さい。)

Driehaus Capital Managementのトレーダーの特徴は、他の金融機関から転職してくるのではなく、新卒後の何も色がついていない状態の将来性のある人材、もしくは、他業種から転職してきた人材を、アナリストから自社で独自に教育して、一流トレーダーとして育て上げている点にあります。 私の知っている人も途中入社ですが異業種からの転職です。この事から、D社のトレーダーは皆、リチャード・ドライハウス氏の投資哲学カラーに染まって居ます。日本やアメリカの株価も好調ですので 基本に戻って、伝統的投資手法と言われるロングオンリーの良さを改めて見直されております。現在のマーケット状況を勘案すると、中長期投資の場合、今からロングオンリーの株式ファンドへの投資を行うことは、投資妙味があるのかもしれません。一般的にはUSD建てDriedhaus FundはVAM Fundsが仕立て直した(ルクセンブルグ籍)が人気です。何故ならDriedhaus Capital Management LLCのアメリカで販売されているバージョンを購入すると30%のキャピタルゲイン税が掛かりますがルクセンブルグ籍の場合、無税です。勿論、ラップ口座経由で購入されますと損益が通算されますので最終的に解約される時に居住国の税法に従い課税の可能性があります。 中でも目を引いたのはUSD Micro Cap Growth Fundです。ハイリターンが見込めますがハイリスクです。ちなみに2013年の利益は52.53%、設定来利益は209.33%(203年1月17日設定)となっています。投資対象はタイトルの通りIPO前のこれからの成長が楽しみな企業ばかりです。アメリカはベンチャーが育つ土壌がありますからほんの少しだけでも投資してその夢にあやかりたいものです。

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2013年12月付Performance Reportをご覧ください。

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