農業ファンド

中国やインドを始めとする高人口のエマージング諸国が豊かになると共に将来の食糧危機が懸念されています。既に代替エネルギーの一つとして注目されるエタノールの材料であるとうもろこしは値上がりし、大豆も小麦も値上がりしました。農作物は干ばつや洪水など天候異変があると更に価格に反応致します。

高人口の新興国の台頭という観点からも将来の食糧不足を見据え新たな投資が始まっています。英大手運用会社・Schroder社の運用する農業ファンドは発足以来2年も経たない内に2008年2月、ファンドは募集停止になりました。資金が集まり過ぎこれ以上重たくなると利益が確保出来ないからです。後発の運用会社が農業ファンドをプロデュースしました。下記は近年の農作物の値動きです。緑色は小麦、黄色はトウモロコシ、燈色は大豆の価格変動です。 (情報源:Bloomberg)agriculture.jpg

日本の食糧自給率は39%と他の先進諸国と比べても極めて低く事態は深刻です。農業関連のコモディティーのみに投資するファンドが設立されました。値動きをご覧ください。2008年1月単月で4.74%、2月7.44%の利益を出しています。

agri.jpg

このファンドに関するお問い合わせはこちら→