セクハラ?

私とお取引のある方はご存知ですが私はこれまで滅多に外での営業活動をしていません。ではどうやって顧客を広げるかと言うと殆どがご紹介なのです。しかし、会社設立からHP公開までの凡そ1年間準備に没頭していたので新規開拓が手薄になっていましたので昨年来パーティーで何度かお目にかかり共有出来る話題のある外食産業の経営者の会社へ訪問しました。会長には40歳位のご子息がいらっしゃるので年代は60歳台半ば以上だと推察します。丁度居合わせた出入りの業者の社長さん(会長と同年代)と一緒にお話を聞いて頂く事になったのですがこの社長さんは、いきなり 「あんた、ご主人居るの?」 「男性とイチャイチャするの嫌いなほうでしょ?」とか、ご自分は 「投資にはかなり詳しい」 「これからはASEAN買わなきゃ駄目よ」 などとご自分の講釈ばかりで私に話をさせてくれないのです。会長は「この社長がOK出さないと投資しないの」と仰って居たので私の首実験用にワザワザお呼びになったのかもしれません。矢継ぎ早の突っ込みで私をギャフンと言わせたかったみたいですが、此処は我慢の子で一つ一つお答えしてひと段落して間が空いたので 「ハイ次は? 何でも聞いて下さい!」 と言ったら憮然として帰ってしまいました。結局、話をさせて頂けないまま時間切れとなりました。確かに色々と投資はされている様でお詳しいのですが国内証券会社の投資信託のレベルです。もっと私が下手に出て相手を立てなきゃいけないのかもしれませんが、人間修業の足りない私にはこの辺が永遠の課題です。

私のクライエントに大正生まれの老人ですが某大手総合商社の元社長が居らっしゃいます。この方は当初、海外はご自分が詳しい、海外のビジネスで知らない事はないという風でした。勿論英語は私より堪能ですし私は同氏の子供の年代ですから私の知り得ない事を沢山ご存知だと思います。内外の要職を歴任した怱々たる経歴ですし当時はインターネットも無く商社全盛期時代でもありましたので納得できる節があります。海外に在任中に築いた資産が海外の金融機関に預けたままだと仰って居たので私でお役に立てる事があるのではないかと思ったのです。しかしアメリカの○○銀行に預けてあるから大丈夫という感じでした。私が 「僭越ながら知らない事を認めないと新しい知識は入らないのでは?」と恐る恐る申し上げましたら憮然とする事もなく、ご夫妻で頷いて話しに耳を傾けて下さいましたので「本物は流石!」と思ったものです。これだけ聞くと私は随分不躾に聞こえるかもしれませんが私はこの老人のパソコンの師匠でした。

いつもデスクに向かったままで、これまでは尋ねて来るクライエントとしか会わない私はこの様に久し振りに外へ出て社外学習をしたのです。

投扇・投壷

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こんな遊びをご存知ですか? 淡島ホテルで投扇の催しがあり、友人に誘われたので海の日の連休を利用して参加して来ました。投扇は扇を投げて的を落とし、その形で点数を取るという万葉の時代の遊びです。点数の数え方にもいくつかパターンがあるようですが今回は「源氏物語形式」でした。見事的を落としても的と扇が重ならないと「花散る里」と言い零点です。青、黄、赤、緑、紫の5つの扇を投げ、ポジションを替えてもう5回投げて合計点を競います。扇と的の重なり具合で色々な美しい名前があり夫々の点数が定められています。100点満点で私は78点でした。初めてにしては、まずまずでした。ビギナーズラックです。

 投壷は壷を投げるのではありません。矢を投げて壷に入れるゲームです。こちらは難しく私は15点でした。(100点満点)優勝者は30点でした。

その後、邦楽(お琴と三弦、尺八)のコンサートを楽しみ、お食事になりました。淡島ホテルは三島からフェリーで渡る無人の小さな島にある全室スイートの洋風リゾートホテルです。とても瀟洒なつくりです。生憎富士山が見えなかったのですが晴れていれば露天風呂からも各客室からも間近に富士が堪能できるそうです。優雅な遊びを楽しませて頂きました。

セカンドオピニオンと破綻ファンド

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このホームページのトップページの写真はバイオリン奏者です。そして次頁以降はバレリーナの脚です。曲目はチャイコフスキーの「白鳥の湖」をイメージしています。優雅に湖水に浮かぶ白鳥は水面下では絶えず脚を動かし水を掻いています。皆様の優雅なセカンドステージの為、皆様に替わり脚を動かす役目を仰せつかりたいと思っています。

このHP制作にあたり何をテーマにしようか考えました。投資顧問だからパーフォーマンスを上げるというのは余りにも当たり前なので・・・  結果、現在既に投資されている方でも「果たしてこれで良かったのか」などと一抹の不安をお持ちの方が案外多いのに気が付きました。そして私はその様な不安をお持ちの投資家にプロのアドバイザーとしてのセカンドオピニオンをご提供しようと思ったのです。

今までにも派手な接待をして投資家を集め、芸能人や著名人を招いてのパーティーで投資家を募るなどして破たんしたファンドもありました。被保険者が死の宣告を受けた生命保険を買い取り、被保険者が死亡後、投資家が保険金を受け取るなどという海外の投資商品もありました。日本でもセミナーなど開催され海外から販売会社が日本へ来て代理店を募っておりましたのでご存知の方も多いかと思います。私にも海外から何度もアプローチがありました。多くの同業者もこの商品を販売していました。大手金融機関OBが発起人として名を連ね販売代理店となったパンフレットを某政治家秘書から見せられた事があります。私の知人にも私の制止を振り切って投資した方が複数居ます。でも結果、この会社はアメリカで多くの訴訟を抱え倒産しました。科学は日進月歩ですから10年前には死の病と言われたAIDSでさえも今は回復した例があります。癌も血液を取り換えるなどの方法で死の宣告後、長らえるケースが出て来ています。私が癌の宣告を受けた被保険者なら自分の生命保険を売却したお金で自費治療の血液を取り換える処置をして延命を図るでしょう。死亡保険金が貰えないなら家族は死亡を保険会社に届けないでしょう。余り懐疑的になってばかり居ては何も出来ませんが「抑えどころ」があるのです。ひとつづつ私の知っている事をこのブログでお知らせしようと思っています。

ホームページ公開

皆様こんにちわ。国際投資アドバイザーの犬塚容子です。皆さん「ヨーコさん」って呼んでくれています。

2006年7月7日にジパングアセットマネージメント株式会社を設立し、2007年1月金融庁に投資顧問業登録しました。この1年間、登記登録、事務所を探したりホームページの為の構想を練り、様々な準備作業をして参りました。そして創設1年目の本日7月7日、やっとホームページを公開する運びとなりました。

私はこれまで日本国内英国人向けブローカー勤務、プライベートバンク、ヘッジファンド、海外金融関連会社の日本コーディネーター、日本代表者をして来ました。関係各位のお勧めもありこの会社を設立し投資顧問登録の運びとなったのです。だからこの会社は新しいのですが国際資産運用に関してはキャリアは長い方です。長年培った金融ネットワークを駆使して皆様のお役に立ちたいと思っています。

このホームページはまだ内容的に手を加えなければならない箇所は残されていますが、皆様のご意見をお聞きして充実して行きたいと思っています。どうぞ宜しくお願いします。