実際に海外ファンドを購入したり海外口座を開設するのにどんな書類を揃える必要がありますか?

募集する会社により若干の違いがありますが申込書に添付する書類として①本人証明としてのパスポート又は運転免許証のコピー(本物のコピーであるという有資格者の認証が無いと無効)、②住所証明としての光熱費領収書、銀行の月次報告書、銀行の残高証明+有資格者の翻訳、③場合によっては財源の証明(マネーロンダリング規制による)となります。②の住所証明は相手の金融機関によりコピーではなく現物の提出を求められたり、2種類を要求されます。締切ギリギリの申し込みでは間に合わないケースもありますので余裕をもってお申し込み下さい。

新年懇親会

昨日、ホテルオークラで東京商工会議所の女性会、新年懇親会が催され出席して来ました。女性経営者約600名が所属する団体で、昨日の出席者は300名以上でした。石原東京都知事や内閣府男女共同参画局長、東商会頭らの挨拶があり盛会でした。石原都知事の話はCO2削減に皆さんも関心を持って貰いたいというものでした。地球温暖化の為に北極の氷は溶け、解けた水が赤道辺りに集まりツバルなど水没する島が出て来るのだそうです。中国の汚染は夥しく衛星から撮った写真では上海の海は真っ黒で上海蟹を美味と言っている場合ではないと聞き、「美味」と最近ブログにも上海蟹を書いた私としては一瞬「ビクリ(笑)」と致しました。カナダやロシア、アメリカなどは北極の氷が溶け始めた事を機に北極海の石油採掘を企んでいるとか・・・

BRICをはじめとする途上国がこれだけ台頭し、エネルギーだけではなく食料や、水など様々な物資が不足して来れば当然ながら物価が上がりインフレが起こります。日本食の流行でこれまで生の魚を食さなかった人々までマグロを求めます。バイオ燃料としてトウモロコシを原材料にしますので昨年だけでも大分値上がりました。小麦も値上がり日本でもラーメン1000円時代はそこまで来ています。私は国際資産運用コンサルタントですからグローバルな眼でインフレヘッジを考えます。2005年初頭には1オンス400ドルチョイだった金価格は同年末700ドル近辺を付けました。今は900ドル近辺です。ジムロジャースは当時から金は1000ドル、石油は100ドルが来ると言っていました。つい最近、石油はバレル100ドルを付けました。第一次湾岸戦争の頃はバレル20ドルで大騒ぎしていたのを覚えています。金の1000ドルは時間の問題だと思いますが或いは2000ドル時代が近いうちに来るのかもしれません。「マサカ」とばかり言って手を拱いていれば不覚を取ります。

CO2削減の為には原子力発電を認める必要があるのかもしれません。原料としてのコストパーフォーマンスは石油より割安なのですが設備投資にお金が掛かるようです。私は投資対象としてのウラニウムを調べて見ました。ウラニウムを現物で買う訳には参りませんので投資商品化されたものです。勿論海外ですが原子力エネルギーファンドも存在しますし、ウラニウムETFも存在します。前者はウラニウムにフォーカスしての原子力産業株に投資します。日本の企業も含まれて居ます。後者はウラニウムのExchange Traded Fundです。カタログを取り寄せ中ですのでご興味のある方はBBSをご利用になるかお問い合わせフォームをご利用下さい。勿論このブログにコメントでもOKです。

明けましておめでとうございます。

2008年の輝かしいご発展をお祈りします。

皆様はどのような新年をお迎えでしょうか。私は家族と上海へ行って来ました。思ったより寒いので驚きました。英語も日本語も通じる人を探すのが一苦労で一流ホテルでも中々意思の疎通が図れません。ガイドが連れて行くレストランは高級風でしたが味がイマイチだったので一日は自分達の足で行動しました。上海のホテルオークラの近くにある現地の人が行く飲茶の店、「避○塘」へ行きましたが強引に日本語とジェスチャー、筆談、メニューの指差しなどで上海蟹料理、蝦蛄料理、野菜料理、海老料理、ビーフン、点心類と青島ビールを注文しました。海老蟹類はどう調理されているかはテーブルに届くまで分からなかったのですがどれもとても美味しかったので皆大満足でした。蟹はバラバラになった手足が油と岩塩と唐辛子その他の香辛料に埋まっているのですが、これが最高に美味なのです。一同黙って食べる事に集中してしまいました。海老と蝦蛄は下味がついて素揚げしてあるのですが塩味が丁度良くビールがあれば一晩中食べて居られる感じでした。値段もリーズナブルで24時間営業ですから上海へ行かれる方は是非お勧めします。東楽路175号ですからタクシーで行けば直ぐ見付かります。店の名前が避○塘と書いたのは○にあたる字が日本語にないのです。凧という字の中身「巾」を取り「〆」に置き換えてください。ランチですが4人で400元位でしたからとても安いと思います。香港は仕事柄行く機会が多いのですが中国本土に足を運んだのは初めてでした。「中国人は逞しい」と感じました。「体を張って生きてる」って実感しました。

さて、原油価格が遂に1バレル100ドルを付けました。金価格は1オンス800ドル台です。株価は乱調でNYも日本の大発会も全面安で始まりました。円高が進み難しい舵取りが予想される2008年のスタートです。しかし「ピンチはチャンス」と申します。この様な時は旨く底を打った時を買えば利益が収められますが底であったか否かは結果のみぞ知るです。こんな時に硬く利益を収めるのはヘッジファンドだと思います。コモディティーも好調です。昨年は11月12月は締め切りに追われ大忙しとなりブログが手薄になり申し訳ありませんでした。今年も有益な情報をご提供させて頂きますのでどうぞお付き合い下さい。ご質問があればお問い合わせフォーム(http://www.highnetworth.jp/form/index.html)をお気軽にご利用下さい。優先的に回答させて頂きます。尚、本年の営業は1月7日からとなります。