ヘッジファンド色々

gold.jpg マンのAHLなどで知られているCTA系ヘッジファンド(商品運用なので株価や債券に相関しない)が此処のところパッとしない。昨年終盤でのMF GlobalのChapter 11(チャプター・イレブン=米会社更生法)が効いているのでしょう。MF Globalは大手コモディティー取扱業者だから商品相場で利益を挙げるファンド系には大きな痛手になったが大抵のファンドは幾つかに分散しているので損失は出したものの一部に限定しているのば殆どだ。マンのAHLは2011年▼6.8%、2012年初来▼2.4%(10月末)となって居ます。日本でも富裕層にファンの多いTLPファンドは2011年▼21.19%、2012年初来△1.6%(10月末)。日本でも販売されているSuperfund Green Goldは何故か日本バージョンとオフショアバージョンとパーフォーマンスが大きく違う。それだけ日本は中間業者にコストが掛かるという意味なのだろうか。しかし年初からはシッカリと利益を挙げている。前回コメントしたイクスファンドは一向に上がる気配が無くあれから大きく値を下げ続け300ドル台半ばに突入してしまった。シングルマネージャーなので上がり始めると急浮上したのがこれまでだが今回は浮上しない期間が長すぎる。KJファンドは設定来2年未満と日が浅いのだが昨年は△38.87%の利益を出し、今年は年初来△17.42%(10月末)でマイナス運用をしたのは4月の▼0.3%一回だけと中々優秀かと思います。kj.JPG (☜クリック) 今後も値動きを注視していくつもりですのでまたお知らせします。