パーフォーマンス

運用成果、運用成績などのこと。

ハイウオーターマーク

成功報酬を計算するときによく使われる過去最高値の概念。ヘッジファンド・マネージャーは通常成功報酬を課しますが、例えば損失を出した場合、過去最高値を越えるまでは成功報酬は課しません。例えば100万ドル投資した資金が1年後、90万ドルに減っていたとします。2年後に99万ドルとなり、価値が1年後より9万ドル増加しましたが、当初投資額の100万ドルを越えていませんので成功報酬を課すことができません。この場合、100万ドルがハイ・ウォーターマークとなります。

ビッドアンドオファー

Bid & Offerと書きます。ビッド価格が安い方で投資家にとっての売値で、オファー価格が買値になります。ビッドアンドオファーのスプレッド(価格差)が売り手側の手数料収入になります。

ファクトシート(Fact Sheet)

ヘッジファンドやミューチュアルファンド(投資信託)の運用目標、月別の利回り、年換算利回り、標準偏差、投資配分などを簡単にまとめた資料。通常、運用会社から運用報告書として毎月発行される。

ファンドオブファンズ

運用手法や目標成績が異なる複数のヘッジファンドに資金配分することによりリスクの軽減を図るものです。必然的に投資金額が大きなものになりがちなので、大規模な運用をおこなっている投資家に向いているともいえます。

ファンドマネージャー

ファンドに実際の取引注文を出し運用する人を指す。

ブリックス(BRICs)

新興市場として注目されるブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国を指す。

ブルアンドベアー

ブル(雄牛)は上げ相場、ベアー(熊)は下げ相場を指す。ブル相場と言えば上げ基調の相場、ベア相場と言えば下げ相場を言います。どこかの証券取引所前に上相場を象徴する雄牛の銅像があったかと思います。メリルリンチのロゴにも使われています。

ヘッジファンド

別名オルタナティブファンドと呼ばれ通常の投資信託(ミューチュアルファンド/ユニットトラスト)と区別されます。市場トレンドに左右されない絶対的リターンを追及致します。

ポートフォリオ

リスクを分散の為の資産の配分を指す。

ボラティリティー

対象原資産の価格変動の度合いを意味します。また、原資産価格の変動は年率(%)で表示されます。ボラティリティが低いとは対象原資産の価格変動の度合いが小さいことをいい、ボラティリティが高いとは対象原資産の価格変動の度合いが大きいことをいいます。この数値で運用の安定度を測ります。