オルタナティブファンド(ヘッジファンド)

こちらは数千種類とも言われています。投資手法や投資対象など実にバリエーションに富んでいます。株式や債券で構成される従来型のファンド以外は全てオルタナティブの範疇です。

日本のオフショア投資愛好家に最も有名なのはManaged Futures運用のマンインベストメンツです。最近では日本の証券会社や大手都市銀行でも販売されていますがオリジナルに別個のフィー体系が組み込まれていますのでパーフォーマンスに違いがあります。証券取引所(ルクセンブルグ、ダブリン、ロンドン、NY等)で公開されていればBloombergやS&P,Financial Times, Herald Tribune, Wall Street Journalなどで値動きが確認できます。カストディー(第三者保管機関)と監査法人が明記されている事が肝要です。AHL、IQSやQuadriga、T-ファンドなど商品先物や通貨(FX)で運用しますので売りから入れば相場の下げで利益を上げます。故に相場の上げ下げとは関係なく、株価とは非相関です。通貨は米ドル建の他、豪ドル建てやスイスフラン建があります。円建もあります。昨今の様に株価が低迷する時にも高い利回りを達成する事で注目されています。ゴールドのバーにのみ投資する金塊ファンドやゴールド、プラチナ、シルバーの3種類の貴金属を買い持ちする貴金属ファンドも人気です。ファンドを通して購入した貴金属はHSBCロンドンに保管されます。