これは本日の日経オンラインニュース朝版の一説です。

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　◆ＮＹ金反発、終値999.8ドル　一時1009.7ドルと1年半ぶり高値

【ＮＱＮニューヨーク＝川内資子】３連休明け８日のニューヨーク金先物相場　は反発。ニューヨーク商品取引所（ＣＯＭＥＸ）で取引の中心である12月物は４　日比3.1ドル高の１トロイオンス999.8ドルで終えた。ドル安をきっかけに金の買　いが優勢となった。一時1009.7ドルまで上昇し、2008年３月以来、約１年半ぶり　の高値を付けた。

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先々週、私が香港へ行き金（ゴールド）の現物の買い方を実施調査しに行った時は１オンス930ドル台～940ドル台でしたから急騰と言えます。つい先程は1002ドルでした。多くのアナリストが近い将来1400ドルとか1300ドルなどと強気の予想を立てています。私の見解としては1000ドル前後で揉み合った後、一旦抜ければ1200ドル台は早いのかと予測しています。金地金は勿論、日本でも買えますが金が急騰する場面では日本円が高くなり折角米ドル建で利益を上げても充分な恩恵が受けられないので、外貨預金がある方は外貨で買い、外貨で利食うのがお勧めです。香港ドルは米ドルに連動しています。通常、香港の窓口で金を購入する場合、制限があり、一回に取引出来る量が限られていますが、地金取引する地場銀行に口座を開設すると無制限です。上の写真の右側が1オンスコインです。金の1オンスはトロイオンスという単位で31グラム余りとなります。カンガルーコイン、メープルリーフ、パンダ、クルーガーランドなどが販売されていて一日に銀行自体が扱えるかにも制限がありますので当日の朝、銀行に確認する必要があります。真中の大きなバーが1キロの延べ棒です。そして左が多分5タエルという単位で30オンス相当です。「香港でこの様な取引をしたいが言葉が不自由で」とお悩みの方には現地での日本人アシスタントの手配を致します。価値が下がったとは言え世界の基軸通貨は依然として米ドルです。金価格も原油価格も小麦やコーンなど農作物やアルミニウムや銅などの鉱物資源も全て米ドル建が世界の標準価格です。早く米国経済の立ち直しが行われ、米ドルの価値が上がれば円転した場合の利益が大きくなる事でしょう。ちなみに銀（シルバー）価格もリーマンショック以前より値上がりしています。経済が回復した時のインフレに備えて皆様は対策を講じていらっしゃいますか？