最後はフルスウィング

kiyohara.jpg  リーマン破綻以来連続で日銀は多額を短期金融市場に供給しています。アメリカの金融安定化法案が下院で否決されて株価が大暴落したというのに、私が今日一番印象に残ったのは清原の引退試合でした。スポーツ選手なら誰でも一度は迎える事ですがあの大男が大泣きしながら最後の挨拶をする姿はやはり胸に詰まされます。ずっと昔、長嶋茂雄の引退の挨拶に多くの日本人が涙したのを思い出します。4番先発、フル出場、痛む膝を気遣いながら最後はやはりフルスウィングでした。長渕剛の「とんぼ」の熱唱なんて洒落た計らいです。思えば23年前、巨人軍指名を信じてドラフトに臨んで西部入団となった日から苦悩のスタートだったのでしょう。王監督は花束を渡しながら「来世は一緒のチームで野球をしよう」と話しかけたそうです。だからあんなに泣いたんですね。今宵は一人の男の野球人生の終焉に静かに酒を飲みたいと思います。

タイ王国

thailandmap.gif 7月のサロン・グローバルアイのテーマは国際年金とランドバンキングでした。タイのランドバンキングに関しては私に取りましても新しい係わりなので皆様のお問い合わせに答えるべく視察に行き昨日戻りました。9月3日にはバンコックの英国大使館でアンドリュー皇太子を主賓としたパーティーにご招待されましたので無理やりスケジュール調整をしたのです(笑)。上の地図の明るい色になった部分がタイ全土です。マレーシア半島の左側(外海)にある島が避暑地として有名なプーケットです。私が行ったのは今回のランドバンキングの投資対象となっているトラート(Trat)という町です。内海の海岸線で最もカンボジア側に地名が入っている所です。バンコックからプロペラ機で40分位で到着しました。ひなびた田舎町(村?)なのですが欧米スタイルの4つ星、5つ星ホテルがあり、ダイビングやゴルフ、ビーチバレー、カヌー、グルメ、ギャンブル、ショッピングなど遊びは盛り沢山です。ギャンブルはカンボジアの国境まで行き、そこから見えるカジノの建物まで歩きます。タイ側は道路も舗装されています。信号がないので殆どハイウェイ状態です。私達2人(素子さんと私)はバンコック発早朝の飛行機で現地に着きましたので飛行場から直行で現地視察しました。雨季なので晴れている内に見た方が良いとアドバイスされたからです。現地(White Sand Beach):12万坪と言われてもピンと来ないのですが東京ドーム8つ分位と説明されました。白砂の遠浅の海岸で内海なのに更に岬に囲まれていますので津波の心配は無さそうです。タイ政府も先日の津波を教訓に外海ではなく内海のリゾート開発を奨励しているそうです。タクシン前首相が周辺の土地を買っているという噂がありますのでプーケットの様に国際空港が出来ると開発が加速する事でしょう。管理人のおばさんとおじさんが居て、ブルドーザーをかけて雑草の駆除をししている様です。海側の空き地にココナツの苗を植えたりしていて、育ったら美しいビーチになりそうです。ホテルに向かう途中、オープン・エアーのシーフード・レストランで食事をしました。喉が渇いたので冷たいビールを飲みながらスパイスの効いたソフトシェルクラブ(蟹)、油で揚げたガーリック味の海老、ココナツのサラダ、フライドライス、トムヤムクンにサテ(焼き鳥)で多くて食べ切れないので運転手用にお土産を包んで貰い、全部で1500円位でした。4つ星ホテルのセントラ・リゾートにチェックインしたのが午後3時頃です。案内してくれた素子さんが「何をしたいか」と聞いてくれたので運転手を帰して2人でスパに行く事にしました。たらふく食べたし、夕食まで時間があるので2時間30分のオイルマッサージを予約しました。1人1700バーツですから5000円チョッとです。200889105540.jpgこの写真の向こうのつり橋を渡ってこの通路を来ると左側がスパの入り口です。足を洗って貰っている間に好きなアロマ・オイルを4種類の中から選び、誰も見たくないでしょうが姿をお見せ出来ない程大胆な黒のティーバックショーツに着替えて調理台(?)に乗ります。私はペパーミントの香油を選びましたが素子さんはレモン・バルムです。香油の香りの中で微かに聞こえる、昔聞いたキャロルキングの歌声、寄せては返す波の音だけの中で至福の時間を過ごしました。途中、雨が降ったみたいでしたが最後のフェーシャルに入った頃には雨も止み、辺りは夕闇になっていたのです。東京でもスポーツクラブでマッサージにかかる事が多いのですが時間に追われていますのでいつも30分とか長くても60分でセカセカしています。時間や電話に追われない事が一番の贅沢でリラックスなのだなと体感しました。長くなりますので翌日のカヤック体験など続きは後日アップデートします。

9月22日の週に今回同行してくれた素子さんが英国人上司のグレゴリー・ピット(「ローマの休日」に出演した私の好きなグレゴリー・ペックとは一字違い)が来日します。皆様から色々とお問い合わせ頂いていますので報告会を兼ね、9月24日に昼食会を開催します。会費:3000円、場所は丸の内の会員制クラブを予定しています。お問い合わせ頂いた方にはご案内を送っていますが参加ご希望の方はメール:seminar_party@yahoo.co.jpにてお申し込み下さい。若干のお席の余裕がございますが会場の都合から先着順とさせて頂きます。

株価低迷

株価はアメリカのサブプライムショックで大分下げ、資金がコモディティー相場に流れた事から商品相場も大分上げました。でも商品が上げたのはそれだけの理由ではありません。人口層の厚いエマージング諸国が豊かになり、自分達の消費に回すようになったのも大きな理由です。原油は需要に供給が追い付かないのです。金は一時オンス1000ドルを超えましたがヘッジファンドなどの売りも入り現在は900ドルを大きく割り込み800ドルに近づく勢いです。原油は一時バレル150ドル近辺まで行きましたがその後景気後退予想から110ドル台まで下げました。株式投資されている方は憂鬱な夏休みを過ごされているかもしれません。株式がイマイチなので大方の投資信託も調子悪く、快調なのは概してコモディティー関連のオルタナティブファンドや一部の資源株関連ファンドくらいでしょうか。騰落率の大きな株式ファンドに投資する場合、積立は有効な投資手段です。ドルコスト平均法:英語では Dollar Cost Averaging と言い、一定金額で定期的、継続的に株式を購入する方法です。株価が高い時には少ない株数を、株価が安い時には多くの株数を買うことになり、中期的には1株当たりの平均買付単価が安くなる効果が期待できます。売買タイミングの失敗を緩和する投資テクニックのひとつです。エマージングカントリー(発展途上国)ファンドのように騰落率の大きな金融商品の仕込みや長期スタンスの投資に向いています。 日本でも証券会社から積立ファンドを購入する事が出来ますし、香港のHSBCやCitibankからも購入できます。オフショアではセービングプラン:Saving Planとか国際年金と呼ばれる商品が人気です。海外の積立ではファンドの選択肢が非常に豊富です。国や業種を特定した株式ファンドやリスクを限定したお任せファンドの他、コモディティー、不動産、債券などに投資するファンドがあります。どんどん時流に乗ったファンドが開発され追加されますので我々アドバイザーは勉強の連続です。

裸足のピアニスト

20080723194519.jpg下山静香さんのピアノコンサートがミシュラン一つ星のフレンチレストラン、ラリアンス(神楽坂)で昨晩開催されたので行って来ました。涼しげな夏の着物を粋に着こなした女性の司会で素敵なブルーのドレスを着た下山さん、裸足で登場しました。後のパーティーで話をお聞ききしましたが裸足のほうがペダルを踏みやすいのだそうです。日本の家屋では靴を脱ぎますから自宅で練習して来たスタイルが一番心地よいのでしょう。シューベルトやドビッシーの美しいピアノ曲を聴いた後、レストランの食事(ビュッフェ)となりました。このレストランはミシュランの星を頂いてからは中々予約が入れられないそうで3週間先まで一杯なのだとの事。駅近で飯田橋の地下鉄の駅を出て10歩20歩位の場所にあるのです。お食事はウ~ン、着席ならもっと美味しいのでしょうがビュッフェでしたので、「美味しいけどソーカナ?」って思いました。サービスは良かったです。参加者も割合粒が揃っていました。カナダ大使館と関連する集まりなのだそうです。先週末はロシア大使館でのコンサートがあり、一週間以内に2度のコンサートに参加させて頂きました。でも左脳ばかり使って普段は情緒の無い生活ですので私の仕事帰りの息抜きには良いですね。

世界恐慌?

200px-george-w-bush.jpgブッシュ大統領は政府系と言われた住宅ローン最大手のフレディーマックやファニーメイは救済しないと言っています。民間企業だからという理由だそうです。私はこの発言をTVで聞いて肝を冷やしました。彼の使う言語は大統領と言うよりも中学生位の男の子(悪餓鬼)を連想させます。名門アイビーリーグのイェール大学卒だというのに・・・。 やっぱり噂通り、パパブッシュのコネの賜物なのでしょうか? フレディーマックやファニーメイはAAAの格付けと聞いていましたし、これにレバレッジを掛けた金融商品が出回って居たのを記憶しています。私は本当に運が良い事にこの商品を紹介しに日本へ来た人が気に入らなくて(内心良さそうな商品と思っていたにも拘わらず)購入しなかったし誰にも勧めていません。金利負担がありますから2倍、3倍の商品を購入された方はお気の毒です。日本の証券会社も手掛けていたし、香港のサンフンカイも数年前、日本に売りに来ていました。アメリカからもこのファンドを組成している会社の代表が鳴り物入りで来日していましたしCBSのニュース配信もありました。でも万が一両者が倒産するような事があれば世界の株式は更に暴落だと私は思います。だとしたらこんな状況で株式を持つ事は大変危険です。嘘でも良いから投資家の不安を呼ばないようにブッシュ大統領は『必要とあらば救済を検討する』位の発言をして貰いたいものです。どんどん株離れが進めば益々コモディティーが値上がります。危険人物はアルカイダだけではありません。そうでなくても原油は値上がり、食糧も値上がりを続けています。10月は米大統領選ですがそれまでマーケットが保ってくれるのを祈るばかりです。オバマは大変に魅力的な候補ですが黒人である事とモズレムである事が気懸りです。共和党のマケインと民主党のオバマ、皆様はどう考えますか?

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